Life is JIOI

読書が好きな人のブログです

太宰治

暗い暗いとの前評判からついつい闇(病み)の気配に

 

手を伸ばしていました。

 

しかし、文学というものは何やら健全なもの

 

らしく「人間失格」を読破したところで

 

暗い気持ちなんて微塵もなく

 

どこからでも光は見出せるんだ

 

と言われているような感覚にすらなりました。

 

「斜陽」でも同じく。あれは特に女性の独白体で

 

語られているから尚のことポップに

 

染み込んできました。

 

深く読み込めていないからそんな軽々しい

 

印象でしか受け取れないのか…。

 

今の読書は感じたままに。

 

二度目三度目と読むにつれて変わっていく

 

楽しみも残しておく。